デミトリ対策:中編(デモンクレイドル、バットスピン対策)
今回はデミトリ対策の続きとして、デモンクレイドル、バットスピンについてまとめていきます。前回の記事は以下をご参照ください。
<デモンクレイドル対策>
デモンクレイドルはヴァンパイアセイヴァーにおいてデミトリを象徴する必殺技だと思っています。空中ガードこそされますが、無敵時間のある昇竜系必殺技でダメージも高く、発生速度も優秀かつ攻撃判定の持続も長い。
何よりも着地硬直が1フレームという脅威の性能…!!
ジェダに限らずですが、こちらの攻めやガード崩し行動を返されたうえにダウンをとられて攻守が逆転してしまうため、気軽に打てない状況を何とか作る必要があります。
デモンクレイドルを打つ場面は概ねの以下のように分類できます。
③ジャンプ攻撃に対しての対空デモンクレイドル
④空中やられ復帰や起き上がり時のカウンター狙いデモンクレイドル
①②は攻めに使用されるデモンクレイドル、③ー⑤は防御のデモンクレイドルです。
①ダッシュから斜めデモンクレイドル
こちらは投げやガード不能技を匂わせつつ、暴れて手を出したところにデモンクレイドルを当ててダウンを取ることが目的の行動です。
一番シンプルかつ効果的な対策はバックジャンプで空中に逃げてやり過ごし、空中ダッシュ(滑空)で反対側に逃げる、というものです。 ただし、毎回コレばっかりやってますとバックジャンプ後の滑空を狙われるので、距離があるなら前ジャンプや垂直ジャンプも混ぜて的を絞らせないようにしましょう。
その他に、距離が遠い位置からのダッシュデモンクレイドルなら、しゃがみ中Kを置いておくか、ネロファティカを早めに出して持続を当てることで反撃可能です。
とはいえ、デミトリが近い位置で斜めデモンを打った場合は負けることが多いため無理に狙わない方が無難ではあります。
しゃがみ中Kはかなり遠めで潰すというよりもかわすようなイメージ
ネロファティカは爪跡を置いておいて、デモンがそこに突っ込むような感じです。
②最短入力でのダッシュデモンクレイドル(零式デモン)
零式デモンについての詳細は以下をご参照ください。
こちらが動こうとした場面でのカウンターとして使われることが多い印象。
攻撃範囲が広く、見てからの対応は現実的ではないため、ガード後にきっちり反撃するか、しゃがみ中Kか、ネロファティカを先読みで置いておくのが有効な対策となる。
この技に萎縮して身動きが取れなくなってしまうのは非常にまずいので、多少の被弾は覚悟のうえでガードや空振りにしっかり反撃をいれることを心得ましょう。
③ジャンプ攻撃に対しての対空デモンクレイドル
こちらはシンプルに空中ガードして反撃がベター。ガードした位置によって遠い場合は中P、近い場合は中Kで確実に反撃しましょう。またESデモンを空中ガードした際はあせってボタン連打せず、多段攻撃をガードしきってから反撃しましょう。下手にボタンを押すと多段攻撃をガード中に空中技がでてしまい、残りのESデモンを喰らってしまいますので落ち着くことが重要です。
デミトリ戦は通常ジャンプで接近する機会はそれほど多くは無いですが、デモンクレイドルで対空せざるを得ない状況を作れた場合はこういった読み合いが発生します。
その際に、反撃を誤らないように覚えておきたいです。
④空中やられ復帰や起き上がり時のデモンクレイドル
ダウンを奪った後の起き上がりや、デミトリを通常技で落とした場合に発生するシチュエーションで、「ここが攻め時!」とばかりにダッシュでの中段攻撃を狙いたくなるのですが、デモンクレイドルでのカウンターを狙われるポイントでもあります。
そこで取るべき選択肢としては
・デモンクレイドルの空振りを期待した待ち
・デモンを打たないと読んだ崩し
となる訳で、昇竜持ちキャラに対してはどの局面でもこういった読み合いを強要されるのがもどかしく、痛い反撃を入れられないジェダにとってはとにかくやり辛いです。
デモンクレイドルを空振りさせた際には確実に反撃を入れたいのですが、基本的には無理せずに立ち中Kを空中で当てる、という程度にとどめておきましょう。
立ち中Kを当てた後は、やや距離が離れた後の空中やられ復帰を狙う展開となります。
取るべき選択肢としては
①:セーガを投げてラインを上げる
②:イレッパでの後退を読んでダッシュ中Pか強Pを置いておく
③:距離が近い場合のみ、踏み込んで下段(しゃがみ弱K、しゃがみ中K)
④:②③に対するカウンターデモンを読んでの様子見
⑤:③に対してデモンではなく、しゃがみAGで対策する場合を読んでのずらし
①はかなり妥協した行動ですが、安定行動でもあるので必要に応じて使いましょう。
②③④は攻略というよりただのジャンケンなのですが、デミトリ戦はこういった単純なジャンケンに勝ってリターンを取らないとダメージをとれないので、ある程度の読み負けは必要経費と考えましょう。
⑤はデモンクレイドルを単純に打てば良いというものではないという意識をデミトリ側が持ってくれて初めて成立する選択肢ですが、デモンの空振りにキチンを反撃を入れることでデミトリ側にリスクを意識させることはできるかと思います。
ここはキャラ対というより人読みの領域に入ってきますが、デミトリ側の思考を読んでデモンを打つことにリスクを感じてくれているのか?を見て行動しましょう。
その他に、小ネタ程度ですが相手の置きあがりや吹き飛びの着地に「遅らせしゃがみ中K」を置くというものがあります。
リバサデモンと下段埋めに対するAG漏れの小技に対するカウンターとして機能します。
ただし、あまり無いですが遅らせデモンクレイドルやバックジャンプ、前ジャンプを止めることはできませんので、過信は禁物です。
⑤ガードキャンセル(GC)デモンクレイドル
直接デモンクレイドルを喰らうよりは安いですが、固めを簡単に返されてしまうため、いちいち厄介なGCデモン。ジェダはある程度距離を離せば、GCデモンクレイドルを潰す連携を仕掛けられます。
弱デモン、強デモン、ESデモン全て空振りさせつつしゃがみ中Kを当てられます。
ESデモンは相打ちになることもありますが、カス当たりしかしませんのでゲージを吐かせたということで良しとしましょう。
<バットスピン対策>
バットスピンはデミトリの機動力を支える重要な技ですので、この技にもしっかりとした対策が必要となります。
ただ、直接落とすというのはあまり現実的ではないため、まずはガードしてきっちり反撃をいれる、というのを徹底しましょう。
おすすめの反撃は立ち中Kの持続からチェーンでしゃがみ強Kに繋げるコンボです。
着地の隙はデモンクレイドル同様に1フレームしかないのですが、ガード後の跳ね返りモーションが長めなので、余裕を持って反撃可能です。
なお、ESバットスピンはガードし跳ね返らず、GCしても着地でガードされて反撃確定なので直接反撃はできません。対策としては低めの位置でAGで弾いてダッシュ中K差込みなど、確定反撃はできませんがペースを取り返す選択肢は持っておきたいです。
とりあえず、今回はここまで。。。
次回はデミトリ戦での立ち回り方などを含めた残りの要素を書いてきます。